2007年08月24日

マッチョ売りの少女

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/24(金) 02:31:22 ID:BW64GW6q
むかしむかし、ヨーロッパのクリスマスの日。
雪の降る、とても寒い路地で、
マッチョを売る、貧しい少女がいました。

「マッチョ、マッチョはいりませんか?」
しかし、マッチョはなかなか売れません。

深々と降る雪は、だんだんと少女の体温を
奪っていきました。

「さむいなぁ・・そうだ、マッチョに火を
 灯して、あったまろう」

少女は、マッチョを一体取り出しました。
するとマッチョは、ものすごい勢いで
腹筋を始めました。

はちきれんばかりの肉体を、惜しげもなく
振りまくマッチョ。ほとばしる肉汁は、
マッチョの腹筋運動の起こす熱で、蒸気に
かわりました。

すると、マッチョの起こした蒸気の中から、
暖かくて美味しそうなご馳走が浮かんで
くるではありませんか。

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/24(金) 02:32:05 ID:BW64GW6q
けれど、マッチョが燃え尽きたため、ご馳走は
すぐに消えてしまいました。

少女は調子に乗って、全てのマッチョに火を灯しました。

すると、ありったけのマッチョ達は、思い思いの筋トレを始めました。
「腕立て」「スクワット」「懸垂」「背筋」「ブルワーカ」「エアウォーカー」
「アブフレックス」等、様々筋トレ模様が、繰り広げられました。

ヨーロッパのとある国の、とある町の、とある路地は、肉体美の集大成である、
マッチョ達の異様な雰囲気に包まれていきました。

ほどなく、ありったけのマッチョ達の、
汗・汗・汗が、蒸気に変わり、その中にたくさんのご馳走や、
亡くなったお婆ちゃんが写しだされました。

「ああ、おばあちゃん・・」

少女は、とても暑苦しい幻想の中に身をゆだねました。


翌朝、凍死してしまった可哀想な少女と、
約24体の燃え尽きたマッチョ達が、とても、
そう、とても安らかな顔で横たわっていました。

<おわり>
posted by t3ttt at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | (・∀・)イイ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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