2007年07月07日

とてもとても悲しいこと

ある男が、落ち込んだ様子で飲んでいる友人を見つけた。
彼の隣に腰掛けながら、男は言った。
「ずいぶんと悲しそうじゃないか。何かあったのかい?」
「…6月に遺産が転がり込んできたって言えばわかるかな。3万ドルだった」
「…どなたを?」
「母さんだよ」
男はまずい話題を振ってしまったとばかりに顔を背けた。
「大変だったな」
「7月には…」
友人が続けた。
「5万ドル。…父さんだった」
「えっ!2ヶ月の間にご両親を二人とも!?…なるほど、きみが落胆するのも無理はないな」
「そして先月。今度は叔母が1万ドルを遺してあの世へ行っちまった」
「3ヶ月で3人もの近親者を失ったって言うのかい!?ああ、もはやきみの悲しみを想像することすらできないよ」
「そして今月」
友人は心底悲しそうにため息をついて言った。

「いまだに誰も死んでないんだ」
posted by t3ttt at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ( ゚∀゚)HAHAHA! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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